クルマとともに本がある街——豊田市中央図書館
蔵書115万冊超・全国有数の規模。トヨタのお膝元に根ざした自動車コレクションと、駅直結の使い勝手の良さが光る図書館。

※画像はAIによる外観イメージです。実際とは異なります。
115万冊のスケールと、クルマへの愛着
豊田市中央図書館は、名鉄豊田市駅前の複合ビル「豊田参合館」の3〜7階に入居する、蔵書115万冊超の大型図書館だ。全国中核市の中でも蔵書数トップクラスという実力は、ただの数字ではない。
このまちはトヨタ自動車のお膝元。図書館も例外ではなく、自動車資料については公共図書館としては日本最大のコレクションを誇る。専用コーナーには国内外の自動車関連資料が並び、クルマ好きにとっては思わぬ宝の山になる。
駅直結・5フロアの使い勝手
豊田市駅を降りて参合館を目にしたとき、思わず声が出た。「でカッ!ここに図書館が入っているのか。」——駅前にそびえる大型複合ビルの3〜7階まるごとが図書館というスケールは、初見だと少し面食らう。周辺には映画館や飲食店も充実していて、駅前だから当たり前といえばそうなのだが、それにしても「さすが豊田」と唸らせる街の密度だ。
館内はフロアごとに役割が分かれており、一般書・児童・AV資料・参考資料など目的に応じて使い分けられる。CD・DVDといった視聴覚資料も充実(DVDは館内視聴のみ)。受験シーズンには学習スペースに受験生が詰めかける光景も定番だ。
さらに、市内31か所の交流館・コミュニティセンター図書室とネットワーク化されており、**「どこでも借りてどこでも返せる」**体制が整っている。
勉強・作業利用のポイント
6階にはFree Wi-Fiスポットが設置されており、閲覧席の一部には電源コンセントも完備されている。ただし電源の利用はパソコン使用のみが条件で、スマートフォンやタブレット単体での充電には使えない点は要注意。座席は各フロアの専用端末で事前予約・手続きが必要なので、到着したらまず端末へ。
本多兄弟文庫という宝庫
豊田市出身の実業家・本多静雄氏と文芸評論家・本多秋五氏から寄贈された図書・雑誌・自筆原稿・書簡など8万点以上が「本多兄弟文庫」として収蔵・公開されている。閲覧には手続きが必要だが、文学・文化史に興味がある人には垂涎のコレクションだ。
基本情報
| 項目 | 内容 | |---|---| | 住所 | 愛知県豊田市西町1丁目200 豊田参合館3〜7階 | | 開館時間 | 10:00〜20:00(年間通じて) | | 休館日 | 毎週月曜(祝日は開館)、年末年始(12/28〜1/4)、特別整理休館日 | | 蔵書数 | 約115万冊 | | ラノベ | あり | | DVD・CD | あり(DVD館内視聴のみ) | | Wi-Fi | あり(6階) | | 電源 | あり(6階・PC使用のみ・座席予約制) | | 学習室 | あり | | 駐車場 | フリーパーキング加盟駐車場で3時間無料(認証機で手続き要) | | アクセス | 名鉄豊田市駅より徒歩約3分、新豊田駅より徒歩約7分 | | 公式サイト | 豊田市中央図書館 |
駐車場について
図書館利用者はフリーパーキング加盟駐車場(豊田参合館駐車場・ギャザパーキング・新豊田駅西駐車場など計9か所)で入庫から3時間無料。各階総合案内付近の認証機で手続きを忘れずに。
さらに、イオンシネマや豊田市美術館などのエンタメ施設と組み合わせると「フリーパーキングプラス」が適用され、最大5時間無料になる。美術館とのはしごにも便利だ。
館内は広く、ざっと見て回るだけでも相当な時間がかかる。それでも3〜5時間無料という太っ腹な駐車サービスがあれば、時間を気にせずじっくり滞在できる。さすが豊田、さすトヨ!——この一言に尽きる。
周辺スポット
こんな人におすすめ
- クルマ・自動車史に興味がある人
- 大型図書館でじっくり調べものをしたい人
- ノートPCを持ち込んで作業・勉強したい人
- 豊田スタジアム観戦・美術館とセットで回りたい人